日本に来て25年、最初に見た日本のテレビ番組はアンパンマンでその時の日本語勉強には助かった。その後息子もアンパンマン番組も大喜で毎日そのアンパンマン番組の歌を口にして、中国語のせりふも入れたっだ。
15年前のことでしたが華工会を立ち上がって、在日外国人の権利を守るの夢を見てやってきたが 結局自分の生活は誰も助けてくれなかった。
やなせ先生の「正義」とは「弱い者に救いの手をさしのべること」だ。「ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を『正義』と呼ぶのです。なにも相手の国にミサイルを撃ち込んだり、国家を転覆させようと大きなことを企てる必要はありません。アメリカにはアメリカの“正義”があり、フセインにはフセインの“正義”がある。アラブにも、イスラエルにもお互いの“正義”がある。つまりこれらの“正義”は立場によって変わる。でも困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても『正しいこと』には変わりません。絶対的な正義なのです」
第二次世界大戦中、やなせ先生は砲兵として中国に駐留していた。しかし戦後、全ての価値観がひっくり返されて、正義も相対化されていく。そのなかでやなせ先生がたどりついた「絶対的な正義」とは、飢えに苦しんだ兵隊時代の記憶だった。そこから「自分を食べさせて人を救う」ヒーローが生まれた。
在日外国人の権利は先ず自分からアンパンを食べ始まらなければならないのだ!